毎日のお世話で欠かせない入浴ですが、食事や外出同様に気を付けなければいけないことも沢山。
本記事では沐浴期を過ぎてパパママと一緒にお風呂に入れるようにになってからの赤ちゃんの入浴について記載していきます。
Contents
お風呂の温度と入浴時間
お風呂の温度
夏場は38℃程度、冬場は40℃程度が適切な湯温と言われています。
赤ちゃんは皮膚も薄く肌も弱いので、湯船に溜めるお湯の温度は大人と比べ少し低いものと認識しておきましょう。
「温度」に関してはより詳しい記事を見つけましたので、西松屋のブログをどうぞ。
入浴時間
お湯につかっている時間は5分~10分程度、身体を洗う時間を含め15分程度におさえるのが良いとされています。赤ちゃんは水分を失うのも早く、体力もまだまだ少ないですからね。
「入浴時間」に関してはより詳しい記事を見つけましたのでexciteニュースをどうぞ。
細かい入浴ポイント
温度や入浴時間は最悪命に係わる話ですから、上記に信頼できる企業の記事へのリンクを掲載しました。
一方、実際に私が日々子供をお風呂に入れている体験から「気を付けた方が良いと思われるポイント」を以下にまとめます。
お風呂場や脱衣所を暖めておく
特に冬場、世間で言われるいわゆる「ヒートショック」対策です。
ヒートショックとは急激な温度変化により身体が受ける影響を指しますが、
暖かい居間と寒いお風呂場を行き来することは大人だけでなく赤ちゃんの身体にも大きな負担がかかります。風呂上がりの「湯冷め」も防ぎます。
浴室暖房が備わっているご家庭では入浴前後には必ず稼働させておき、浴室暖房が備わっていないご家庭はお風呂のフタを開けた状態で給湯するなどし、事前にお風呂場を暖めておくようにしましょう。
お風呂場を出る際は、身体についた水分をタオルでよくふき取り、タオルやバスローブに包む様にして寒さ対策を忘れずに。
お湯の吹き出し口に注意
自動保温や追い炊き時に注意です。
赤ちゃんが直に熱いお湯に触れてやけどをしてしまうことへの注意に加えて、赤ちゃんを抱きかかえて入浴している親も注意です。気づかぬうちに吹き出し口に身体が触れていることもありますので気を付けてください。
遊びすぎに注意
我が子とのお風呂は楽しいもので、10分15分なんてあっという間に経ってしまいます。
適切な入浴時間の話を上述しましたが、長湯には注意が必要です。
また例えば、パパが子供をお風呂に入れている間にママが家事を進めているという事もよくあるでしょう。
多くの場合、給湯器(壁面に配置されたリモコン)以外に時計を備えてはいないでしょうから、入浴時間は意識しておかなければなりません。
湯温計に時刻表示がついた便利な商品もあるので、検討されてみるのも良いかと思います。
滑って転倒しないように注意
洗い場だけでなく浴槽の中も滑りやすいので注意が必要です。
赤ちゃんは転倒時に即座に受け身を取ることなどできませんから、決して目を離さないように注意しなければなりません。対策としてお風呂用の滑り止めマットを導入するのも一つの手です。
すすぎ漏れに注意
シャンプーやボディーソープのすすぎ漏れは肌のトラブルに直結します。
特に気を付けたいのが"首回り"と"ひじやひざの内側"です。パッと見た目に泡や洗剤料が残っていないように見えても十分に流し切れていない可能性がありますので、ガーゼやスポンジ等で擦って落としてあげるのを忘れないようにしてください。個人的にはガーゼやスポンジよりも海綿を使った方がサッとラクに取りきれるのでお勧めです。
話が逸れますが、海綿は商品個体の大きさにかなりバラつきがあるので、私は赤ちゃん用品店に足を運んだら必ず商品チェックをしています。良く買うのは「ピジョンの天然海綿」ですが、たまにやたらと大きい海綿(当たり)があるので、運よく当たりを見つけたら例えストックでも即購入しましょう。1つ当たり1000円くらいするのに同じ値段で2倍近くサイズが違うこともありますからね。
話を戻しますが、慣れないうちは洗い流した後に手でぬめりをチェックしてあげると良いです。
入浴後はしっかり保湿する
"お風呂から上がったらすぐに服を着せて体を冷やさないようにする"ことも大事ですが、保湿も大切です。
赤ちゃんは肌が弱く乾燥しやすく傷みやすいので、怠ると乳児湿疹にもつながります。
実際、保湿をするのとしないのでは我が子のお肌の調子に大きな違いがあることを日々感じています。
※1日忘れただけでもだいぶ肌の変化に気づかされると思いますよ。